デバッグにはSTRISDBが便利なのですが、RPG4では残念ながら使えません。
WATCHとか使いやすい機能があって気に入っていたのですが。
そこで他に方法はないかと調べていたところSTRDBGを見つけました。
というわけで、RPG4でのデバッグコマンド STRDBGを紹介します。
準備
オブジェクトさえあればデバッグが出来るSTRISDBと違い
STRDBGでは事前に準備が必要です。
コンパイルを行う際に、デバッグ用ビューのオプションを
*ALLまたは*SOURCE設定しましょう。(*LISTでもいいかもしれませんが使ったことがありません)
流れ
- STRDBG PGM(OBLIB/PGM)を実行する
- ブレイクポイントの設定を行う(スキップしても可)
- CALL LIB/PGMを実行する
ファンクションキーの操作
F3:終了
F6:ブレイクポイント追加、消去
F10:ステップ実行
F11:変数の値表示
F16:検索の繰り返し
コマンド操作など
■変数の表示
EVAL 変数名
■変数の値変更
EVAL 変数 = 値
■検索
FIND 検索内容
→ F16キー
FIND ステートメント番号
例)FIND 300
■ブレイクポイント追加
BREAK ステートメント番号
F仕様書のステップ実行について
F仕様書のステップ実行をしない場合は
H仕様書に「OPTION(}*NODEBUGIO)を指定すること