転職をきっかけにAS/400と出会いました
IBMって? ASって? 汎用機って?
そんな状態から始まりました。
出会いは突然で、そしてだいぶ意味不明。
Z-ADDとか、CHAINとか、聞いたこともない命令群。
そんなところから始まった自分の雑記を書いていこうと思います。
- 対象:ASって何? どうしたら良い? 助けてアンパンマン!って人。
- 効果:同じく迷えるAS/400難民がいることがわかる。
情報元が増える。自分でも出来ると勇気がわく - 根拠:実際に自分が何度も壁に当たって、
色んな人に助けられながらも現状を改善したという事実
初めての出会い
Hello AS/400
転職をきっかけにAS/400と出会いました。
入社までの学習用として大量のIBMのマニュアルを受け取り
業務開始までにマスターしようと読破。
読破はしましたが、分かったようなわからないような、モヤモヤした状態は深まるばかり。
マニュアル読んでも不安は消えない。
そこで、、まあいっか! なるようになる!
全部読んでみたものの、今考えると全く理解できてなかったと思います。
そして、入社後初めてのAS/400の操作。
・・・マウスが使えない!
・・・画面作るのめんどくさ!
とはなりませんでした。
何これ楽しい!
やっぱプログラミングは良いなあ。
緑画面は驚いたけど、まあそのうち慣れるだろうとあまり気にならず。
初めての緑の世界にワクワクしながら、早く覚えねばと気を引き締めるのでした。
これはなんとかしなければ
プログラムの作成を開始。
まずは小規模なプログラムから。
ベタにHello worldから始めよう。
言語はRPG3でした。
そして画面の入出力や演算のテストプログラムなどを書いていて
そこで気づいた違和感。
デバッグのやり方が分からない。変数の値が知りたい。
しかし上司に確認するも、なんとデバッグする方法はないという。
画面にデバッグ用の項目を用意して、そこで値の確認をして。
というかなんなら頭の中でデバッグして。
そんな、まさか。
本当にデバッグ環境がないのか?
ステップ実行とかないの?
そこでとにかく調べました。
調べ倒しました。
しかし、検索結果に出てくる情報は大体RPGゲーム。
RPGツクールの文字を何度見たことか。
何度もチャレンジ。何度も壁に当たり、穴に落ち、たまに溺れる。
AS/400でのプログラミングは楽しい反面、やはり効率が悪いと感じる部分も多かった。
今思えば、検索のキーワードも悪かったんだとは思うけど
ゲーム情報の中にたまに混じる本当の情報は、AS/400ビギナーの自分には見つけられず、非常に情報収集に時間がかかりましたが、やっとそれっぽいものに辿り着く。
なんだ、やっぱりあるじゃないか。
というか、もしかして他にも弊社でやっていないだけで、効率良く開発する方法はあるんじゃないかと希望がわく。
そして、現在
様々なチャレンジを進めてきた結果、現在はRPG3は卒業。
RPGLEでフリーフォーマットで開発してます。
サービスプログラムで処理の共通化を進めたり、サブルーチンを卒業してプロシージャーに移行したり。
なんでもやってみれば出来るものです。
実は色々と関数が増えたり、便利になっていってるんですよねRPGっていう言語も。
ここまで来るのは中々大変な道のりでしたが
周りの協力があったからとはいえ、自分が出来たことなので誰でもチャレンジすれば開発環境をより良く変えることは出来ると思います。
自分が学習したインプットや、スキルなどを惜しみなく
このブログでアウトプットしていき
悩めるAS/400ビギナーの方、変えていきたいと思っている方の助けになればと思っています。
Hello AS/400!