ASのエミュレーターACSのインストール方法を紹介します。
プリンターの印刷は安定しないとか悪い評判を昔はよく聞きましたが
現在はどうなんでしょう?
プリンター出力はまだ試していないのでわかりませんが
開発環境としてはClient accessよりもACSがお勧めです。
なんと言っても画面のスクロールにマウスのスクロールが使えますよ。
ACSとは?
ACSとは、IBM i Access Client Solutionsの略で、
IBM i Access for Windowsの後継となる、IBM i Accessファミリーの製品です。
様々な開発や保守に便利な機能がついていて
Windows10にも対応しています。
インストールの準備
ACSはJavaで開発されたソフトのため、JREの導入が必要です。
https://java.com/ja/download/manual.jspにアクセスしてインストールを済ませておきましょう。
ACSのダウンロード
https://www.ibm.com/jp-jaにアクセスしてIBMアカウントでサインインし
ACSのパッケージをダウンロードします。
インストール用のJavascriptを実行
ダウンロードしたファイルを解凍すると、いくつかフォルダが表示されます。
インストールしたいPCのOSのフォルダを選択して
導入したJREのビット数に合わせてファイルを実行して下さい。


■単一ユーザーのインストール時の作成場所
/Users/userName/IBM/ClientSolutions/
■ALLユーザーのインストール時の作成場所
/Users/Public/IBM/ClientSolutions/
なお、インストールしてもプログラムフォルダの中には入りません。
ユーザーフォルダの中に、プログラムファイルが作成されるだけです。
インストール方法によって、上記のようにファイルの作成場所が異なります。
ACSのどの機能を使用するか確認画面が表示されるので
状況に合わせて選択して下さい。













「はい」がお勧め。


インストールを行うと、下記のショートカットがデスクトップに作成されます。
ACS Session MgrをWクリックして設定画面を表示します。

新規ディスプレイ・セッションをクリックします。

宛先アドレスには、AS/400のIPアドレス、またはホスト名
ワークステーションIDには、端末名
ホストコードページには、ご使用の環境に合わせて値を選択して下さい。
アンインストール方法
アンインストールは、導入した際のフォルダにある「uninstall_acs.js」Wクリックで可能です。